名古屋発、夜行バスと電車で富士山日帰り登山へいってきた。装備、スケジュール、保険、高山病対策など
名古屋から夜行バスと電車を使い、
富士山へ日帰り登山へいってきた。
同じことを考えている人も多そうなので、
記録を残しておく。
まず、持ち物は、
■ザック(30リットル)
昔から使っているHAGLOFSのバッグ。
ものが少ないため、もっと小さめのバッグでも十分。
■レインウェア
ジャケットは、モンテインの「Minimus Jaket」。
たったの139gの超軽量。アウターとしても使え、普段からランニング、トレラン、釣りでも大活躍している。
こちらも161gの軽量パンツ。日帰り登山なら十分の撥水力。
■登山靴
ノースフェイスの「ウルトラファーストパック」。
片足327gの軽量登山靴。普段から日帰り登山ではよく利用しているが、
今まで思い登山靴を履いていたのがバカらしくなる快適さ。
■防寒具(ユニクロフリース)
普段からつかっているフリース。レインコートと合わせて使えば防寒対策は十分。
■ベースレイヤー
昔購入したバーグハウスの長袖ベースレイヤー。
富士山のような高山は紫外線が多いため、基本は長袖がおすすめ。半袖は持っていく必要なし。荷物になるだけ。暑ければ袖をまくればいいだけ。
■パンツ
昔から使っているノースフェイスのパンツ。
■お菓子
甘いものと塩辛いものの組み合わせがおすすめ。
アプリに「もしも」の時の本や地図を入れてある。
■耳栓
夜行バスの必需品「サイレンシア」の耳栓。この日も高校生がうるさかった。
他にもあるが、基本はものを持っていかないことがポイント。
ペットボトルは、500ml2本で十分。
あとは富士山で買える。
続いて、スケジュール。
名鉄バスセンター発 23:10
(高速バス)
富士山駅着 7:48
富士山駅発 8:10
(路線バス)
富士山五合目着 9:10
到着は9時10分で、そこからトイレや協力金の支払などを済ましていると、
なんだかんだで、登山口発は9時30分頃。
なお下山後の予定は、
自分の到着時間が読めず、
電車を考えていた。
予定は下記の通り。
富士宮口五合目発 19:00(最終便)の
富士宮駅着 20:05
富士宮駅発 20:31
(JR身延線)
富士駅着 20:50
富士駅発 21:07
(JR東海道線)
静岡駅着 21:41
静岡駅発 21:56
(新幹線こだま)
名古屋駅着 23:11
つまり、登りが9時30分、下山が19時に間に合えばよい。
登山時間は9時間半程度。
実際は念のため9時間を切るペースで踏破できるかが、
公共交通機関を使った日帰り登山の絶対条件となる。
ちなみに私は、
吉田口から浅間神社までが2時間50分。
お鉢めぐりが25分。
下山が1時間30分。
合計して、4時間45分。
そのため、名古屋へは相当早く帰ることが出来た。
なお、チケット購入ポインとしては、
■名鉄バスセンターチケット
→Webから予約ができる。席も選べ、Webからのキャンセルも可能。
支払は当日バスセンターで済ませた。
決済方法はいろいろあるが、当日山の天気を見て決行を決めたほうがよい。
■富士急バス
富士山駅で、フリーチケット3000円を購入するとお得。
行きは吉田口、帰り富士宮駅でも使える。詳しくはWebで確認。
なお購入後のルート変更できないため、要注意。
■電車
帰りの時間がわからないので、指定席はとらず乗車券と特急券のみ購入。
平日のこだまなので、自由席も空いている可能性大。
その他、アドバイス。
■保険
山岳保険はモンベルなどで気軽なものがあるが、
私が利用したのは、「ドコモワンタイム保険」。
確か、保険料590円ぐらいで「救援者費用等200万円」がつく。
登録もスマホ、ケータイから簡単にできる。
■高山病対策
高山病対策として、「酸素缶」を持っていく人が多い。
あれは、数分しか持たず、一瞬症状が改善するだけで、
高山病の根本的な解決にはならない。
ただ重いだけだ。
高山病になったら、基本は下山する心の余裕がほしい。
なお私の高山病対策は、「鉄分」を多く摂取すること。
鉄分を摂取すると、酸素の吸収がよくなる。
やや高いが、不安があったため、2,3日前から鉄分のサプリメントを呑み続けていた。
結果的に高山の影響は何もなく、登頂することができた。
先ほども書いたが、
日帰り登山のポイントは、持ち物を必要最低限にすること。
軽ければ軽いほど、登りは楽になる。
また急な運動は高山病、怪我につながる。
普段からの運動も忘れずに!