闇に隠れて生きる

あらゆる環境・地域・条件下で生き延びる力をつける

「森の生活 ウォールデン(岩波文庫)」 を読んでみる。

 

本棚を整理していたら、「森の生活」 が出てきた。

以前、10ページほど読み、そのまま本棚に眠っていた本だ。

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amazonの商品説明には、「ソロは、ウォールデン湖畔の森の中に自らの手で小屋を建て、自給自足の生活を営んだ。湖水と森の四季の移り変り、動植物の生態、読書と思索等々が、「詩人博物学者」の清純な感覚で綴られる。湖とその周辺の写真多数を収める新訳。」と記載されている。
 
読み始めて、すぐ気になる文章が出てきた。
 
「私は、農場、家屋、納屋、家畜、農具などを親から相続したために、かえって不幸になった。わが町の若者たちを知っている。こうしたものは、相続するのはわけないが、手放すのはむつかしいからだ。」
 
上記の所有に関する考え方は、今となれば、「断捨離」や「ミニマリスト」という言葉で共感されるかもしれないが、この本が出版されたのは、1854年。日本では、日米和親条約が調印された年だ。
 
まだ、読み始めたばかりであるが、「労働」「所有」「食物」「衣服」「燃料」など、私が今もっとも関心あるテーマが次から次へ出てくる。これは面白い。
 
自分と向き合いながら、ゆっくり味わいながら読んでいこうと思う。
 
森の生活〈上〉ウォールデン (岩波文庫)

森の生活〈上〉ウォールデン (岩波文庫)

 
森の生活〈下〉ウォールデン (岩波文庫)

森の生活〈下〉ウォールデン (岩波文庫)