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【レビュー】モンベルの寝袋「スーパースパイラル バロウバッグ #0 ( #1121217)」を使ってみた感想。暖房費ゼロ計画に可能性を感じた。

 

モンベルの寝袋、スーパースパイラル バロウバッグ #0 ( #1121217)のレビュー。

 

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スペックは以下の通り。
 
【素材】中綿:エクセロフト®
表地:40デニール・マルチ・ナイロン・タフタ
【総重量】2,150g(本体重量:2,020g)※総重量はスタッフバッグも含んだ重量です。
【カラー】サンライズレッド(SURD)
【サイズ】R/ZIP / L/ZIP
【収納サイズ】φ23×46cm (15.3L)
【適応身長】身長183cmまで
【快適睡眠温度域】-16度~
【使用可能限界温度】-31度
 
快適睡眠温度域とは、下着などでも6時間以上快適に眠ることができる温度域とされている。私の購入した寝袋は、-16度~13度が、快適睡眠温度域。
また使用可能限界温度とは、疲労回復が必要な6時間の睡眠が可能な温度の目安である。
私の購入した寝袋のスペックは、自宅用に使うスペックとしてはやや高すぎる感じもする。
 
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早速、使ってみた。
 
保温性
これは、ダウンコートの全身版といった感じ。
思った以上に保温性が高い。
さすがに最初寝袋に入った瞬間は、生地に触れるとひんやりするが、1分程度で寝袋内に暖気が溜まって、徐々に暖かさを感じる。暑すぎるということはない。
快適温度に達するのは、5~10分程度。
早く暖めたいときは、できるだけ体を寝袋にいれて、入り口のジッパーを締めて、冷気を遮断することでさらに効果的である。
ただし、発熱できない寝袋では、快適温度に達する5~10分がどうしても寒い。そこで寝袋に「湯たんぽ」をいれると、一気に温まって、コタツのようになる。
真冬は、湯たんぽとの併用して使いたい。
 
着(寝)心地
表地は、ユニクロのダウンジャケットのようにしなやかで肌触りがよい。
ステッチにゴム糸を使用しており、伸縮性をうたっているが、思っていたより伸縮性がない。
体格の良い男性は窮屈に感じる可能性があると思うが、
私は伸縮性を生かせるほど動かないため、今のところ問題を感じない。
 
課題も見つかった。
 
「指先」「首筋」が寒い。
キーボードを打つ手がかじかむ。首筋から全身が冷える。
 
速暖性がない。
もともと休日など、じっと動かず作業することを想定して寝袋を購入したが、実際は朝の出勤時は寝袋を温める間もなく動きまわる。
動きまわる時点で、寝袋は使えない。
 
1つ目の課題は、ネックウォーマーや手袋などを購入し、クリアできそうだ。
2つ目が難点である。
やはり、服を着ることで対処するしかなさそうだ。
これから寒さが増す中、楽しみながら、課題を解決していきたい。
 
最初は不安な「暖房代ゼロ計画」であったが、
実際に商品を使用してみて、リアルに実現可能な気がしてきた。
冬が楽しみだ。