闇に隠れて生きる

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「ファシーの湯たんぽ」を使用した感想。カバーなしで、手ぬぐい利用で、デザインも様々、メンテナンスも楽。暖房費ゼロの強力アイテムに!

 

モンベルの寝袋とともに購入した「ファシーの湯たんぽ」を

10回程度つかったので、レビューしてみる。

 

この湯たんぽを購入のした決め手は、なんといってもゴム製であること。

プラスチックや陶器製の湯たんぽは、硬くて触った感じがあまり好きになれなかった。

 

ファシーの湯たんぽというと、

カバーのかわいらしさで、デザイン性で選ぶ人も多いが、

私はあまり好きになれず、カバーなしを購入した。

もともとファシーの湯たんぽは、下の写真のように表面のに筋溝を施してあり(ラジエター機構)、熱の放射を穏やかにしてあるため、そのまま使える。

またファシー社があるドイツでは、病院や介護の現場でも使用後はスチームで消毒され繰り返し提供されるため、カバーなしが普通のようだ。

 

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▲溝があるとこを触ると熱くない。低温やけど防止の工夫である。 
 
といっても、実際使ってみると、
カバーがなしでは、やや熱い。
そのため、昔、登山や温泉で集めた手ぬぐいを巻いてみると、
温かさもほどほど。いい感じになった。
手ぬぐいなら、カバーの洗濯も楽そうである。
 
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 ▲槍岳山荘の手ぬぐいを巻くと、こんな感じ。渋い!

 

実際、寝袋と併用して使用すると、分かったことがある。

直接触れていると熱すぎる。

そのため、普段は、寝袋の中の直接体に触れない場所におき、

温かい空気だけが寝袋内に充満するようにしている。

温かさは炬燵並だ。

同じく睡眠時も直接触れずに温かい空気のみ布団の中に充満するようにしている。

 

すでに寝袋、睡眠時など、10回以上使用したが、

思っていた通り、温かさを長時間保持してくれる。

夜、湯たんぽを布団に入れておけば、朝までしっかり温かい。

またそのまま洗えるため、メンテナンスも楽である。

 

欠点は、寝袋などに入れずに冷たい場所に置くと、

3時間程度で冷えてしまった。

 

使い方さえ、分かればかなり使い勝手の良い湯たんぽである。

この冬を乗り切る強力なアイテムになりそうだ。